老人ホームでおすすめの部屋着とは?簡単な選び方5選

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老人ホーム部屋着選び方5
くるみさん

老人ホームの部屋着はどんなものがおすすめですか?
いまいちピンときません。

シン

簡単な選び方を5つご紹介します。
あまり難しく考えなくて大丈夫ですよ。

老人ホームの部屋着といっても、イメージがわかない。
施設だから、特別な用意が必要?
部屋着の選び方がわからずに、困っていませんか。

この記事では部屋着の種類や枚数、選び方とおすすめする理由を、状況も含めて具体的に紹介します。
老人ホーム入居の準備は何かと忙しいものです。少しでも負担なく部屋着を用意する参考になれば幸いです。

目次

老人ホームで着用する部屋着のイメージ

基本的にはどんな部屋着でもよい

老人ホームは施設だから…と構えることはありません。
老人ホームでの生活は、家での生活の延長線にあるからです。
基本的には自宅ですごすときと同じように、好きな部屋着を選べます。

老人ホームでより快適に生活したいのであれば、以下の点を押さえてみてください。

  • 施設の中は空調管理されているため厚着は不要
  • 入居者の多くは軽くて動きやすい部屋着を着用
  • 身体が動かしにくい場合は脱ぎ着しやすい服装

老人ホームだからといって、特別な服が必要なわけではありません。
ふだんから使っている部屋着を選ぶとよいでしょう。

老人ホームによっては、施設環境に合わせて持ち込む衣類を指定している場合があります。以下の点を施設に確認すると、より安心です。

  • 介護しやすい服
  • あると便利な服
  • 持ち込みを控えたほうがよい服

老人ホームでおすすめの部屋着の例

老人ホームでおすすめの部屋着は、下着とふだん着上下の組み合わせです。

  • トップス(シャツ・ブラウスなど)
  • ボトムス(ズボンなど)
  • 下着
  • 靴下
  • 上着(室内用+外出用)

着替えに困らないよう、上着以外のものは多いほうがよいでしょう。

寒がりな方はひざ掛けやタオルケットがあると安心です。座っている時間が長いことが予想される場合は、座布団やクッションがあると快適に生活できます。

施設により洗濯の頻度や方法、収納スペースが異なるので、持ち込む量は確認してください。
失禁のある方は、下着やボトムスが少し多めにあれば安心です。

パジャマを用意するかどうかについては、本人の希望によります。用意する場合は、少なくとも上・下2〜3セットあるとよいでしょう。

老人ホームでの部屋着の選び方5選

  • 本人の好きな部屋着でOK
  • 軽くて動きやすい素材
  • 自立度に応じた着脱しやすいもの
  • オールシーズン対応
  • 名前が書けるもの

本人の好きな部屋着でOK

老人ホーム生活の主人公は、入居者本人です。
住み慣れた自宅を離れての生活だからこそ、部屋着など本人が自由に決められるところは最大限尊重したいもの。

着心地のよさや動きやすさはもちろん大切ですが、本人の好みであることが大前提です。
好きな色やデザインを身につければ、自分に自信をもって快適に生活できます。ずっと着てきたお気に入りの服もあるでしょう。

「せっかく買ったのに着てくれなかった!」とならないよう、まずは本人と話してみてください。

軽くて動きやすい素材

老人ホームの部屋着は、軽くて動きやすい素材がいちばんです。重いと動きづらく疲れてしまうためです。
部屋着は朝から晩まで、場合によっては寝るときも身につけています。

たとえば、たいていの施設では部屋着のままで以下の活動を行います。

  • 食事
  • 体操
  • リハビリ
  • レクリエーション

衣服の軽さは心の軽さです。身軽な衣服なら、ふと思い立って施設内を散歩するなど、自然に動く機会が増やせるでしょう。
1日を通して活動しやすい部屋着がおすすめです。

自立度に応じた着脱しやすいもの

自立度や要介護度によって、老人ホーム生活に適した部屋着を選びましょう。
自立度が高い方と要介護度が高い方では、部屋着に必要な条件が異なるためです。

たとえば自立度が高い方は、自分で身の回りのことができます。本人が動きやすい部屋着がおすすめです。
ストレッチ素材など伸縮性のある部屋着は着心地がよく、着替えもラクです。
ウエストや裾がゴムのズボンは着脱が簡単で、心地よくすごせます。
スウェットを部屋着にしている方も多いです。

一方で、要介護度が高い方は自分で着替えるのが苦手です。介護者の介護のしやすさも考える必要があります。柔らかく伸縮性のある部屋着がおすすめです。
麻痺や寝たきりの場合、前開きのシャツが適しています。
手が不自由であればマジックテープで留める前開きの服がよいでしょう。

どんな部屋着が合うかは身体機能によります。
自立度や要介護度に応じて、着脱しやすいものを選ぶのがポイントです。

オールシーズン対応

老人ホームでは厚すぎず薄すぎず、オールシーズン対応の部屋着がおすすめです。施設内は空調管理で一定の温度に保たれています。

基本的なイメージは、春服・秋服です。

  • 長袖のシャツやブラウス
  • 長ズボン

肌寒いようであれば、カーディガンやベストで調整できます。
1年を通して着られる服があれば、老人ホームで快適に生活できます。
収納スペースを考えて、夏服・冬服は最小限におさえましょう。

名前が書けるもの

老人ホームの部屋着は、名前を書けるものがおすすめです。施設内で落としたり置き忘れたり、他の入居者と洗濯物が混ざったりして紛失するおそれがあります。首元のタグや衣類の裏側にある洗濯表示のタグに、名前を書くのが一般的です。

タグがない場合は、アイロンで圧着できるタグを利用すると良いでしょう。名前が見にくい色を避け、記名用タグシールなどの便利グッズを活用することもおすすめです。圧着できるタグや記名用タグシールは100均で購入できます。

ただし、部屋着に直接名前を書くのはなるべく控えてください。わかりやすいところに自分の名前が書かれていると、着るのが恥ずかしくなります。書くとしても本人の同意を得てからにしましょう。

まとめ

老人ホームは施設ですが、部屋着は基本的に自宅と同じようなもので構いません。大好きで思い入れのある服や、動きやすくて軽い服があれば、身軽で満足感のある生活ができるでしょう。

部屋着はお近くの量販店のもので十分です。難しく考えず、本人の好みに合わせた洋服を選んでください。

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