認知症予防におすすめ脳トレ5選!楽しく続けられるポイントも解説

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認知症予防脳トレ
くるみさん

認知症を予防できる脳トレを知りたいです。

シン

認知機能に応じた脳トレをご紹介します。
楽しく続けることが認知症予防につながりますよ。

認知症の予防に脳トレをしようと思っても、何をやれば良いか迷ってしまう方もいるかと思います。計算問題、間違い探しなどさまざまです。せっかく脳トレのドリルを買ってやってみたものの、難しくて続かなかったのではもったいないです。

この記事では、認知症予防におすすめの脳トレや、楽しく続けるためのポイントもご紹介します。ぜひ日常に脳トレを取り入れ、認知機能を維持して豊かな老後をお送りください。

目次

認知症の予防におすすめ脳トレ5選

脳トレで認知症予防

脳トレは、特別なものは必要なく気軽にできるものばかりです。体一つでできるものが多く、高齢者が使うものは紙とペンくらいです。題材を探したい場合は、ネットで無料で簡単に手に入れられます。

脳トレで鍛えられる認知機能は以下の5つです。

  • 注意力
  • 計算力
  • 記憶力
  • 判断力
  • 思考力

鍛えたい認知機能に合った脳トレにチャレンジしてみましょう。

注意力向上につながる間違い探し

認知症予防には注意力を低下させないことが重要です。

注意力が低下すると膨大な情報で頭がいっぱいになり、何を取捨選択してよいのかわからなくなるからです。たくさんの情報に流され、大切なことに意識を向けられなくなります。認知症の方は記憶力も落ちるので、過去の記憶と組み合わせて適切なものを選ぶことが難しくなります。

日頃から注意力を鍛えることは、認知機能を維持するのにとても大切です。

注意力を鍛えるためにおすすめなのが、間違い探しです。やり方は、間違っているところに◯をつけるだけです。イラストを使ったものが多いですが、漢字が並んだものもあります。高齢者に合わせて選んでみましょう。

注意力を鍛える脳トレは他に、点つなぎ、迷路などがあります。

計算力向上につながる計算問題

計算力を鍛えると、日常生活での困りごとを防げます。認知機能が衰えると、簡単な足し算や引き算が難しくなるからです。

会計で小銭の計算ができず大きなお札で支払ったり、家計管理ができなかったりするので日常生活がままなりません。

安心して生活するために、計算力は大切です。

計算力を鍛えるのにおすすめの脳トレが、計算問題です。

  • 四測計算(足し算、引き算、かけ算、引き算)
  • 虫食い計算(空欄に+、ー、×、÷を入れる)
  • お金の計算(お金の絵から合計を計算)
  • 時計の計算(例えば15分後の時計の針の位置を答える)

暗算や推測が必要になる問題は、脳トレ効果がより高まります。

計算力を鍛える脳トレは他に、サイコロ足し算ゲームや数字当てゲームなど集団で行うものがあります。

記憶力向上につながるクロスワード

記憶力を鍛えるのにおすすめな脳トレは、クロスワードです。記憶したものを思い出すこと、集中することが記憶力を向上させます。新しいことを覚えたり繰り返し行うことで記憶が定着したりするので、脳の神経細胞が活性化し認知症を予防します。

記憶力を鍛える脳トレは他に、数字の暗唱、しりとりなどがあります。

判断力向上につながるパズル

認知機能の判断力があることで、社会生活をスムーズに送れます。判断力が衰えると、年月日や時間、今自分がいる場所がわからなくなり、迷子や徘徊の原因になることもあります。また、平気で交通違反や万引するようになると、社会のルールを守るのは難しいでしょう。判断力は社会生活する上でとても重要な認知機能です。

パズルは、判断力の空間認識を強化できるのでおすすめです。形を確認して組み立てるとどうなるか、頭の中で想像し判断します。空間を把握し想像力も使う脳トレです。

判断力を鍛える脳トレは他に、隠れた文字を読むクイズ、お手玉、すごろくなどです。

思考力向上につながるなぞなぞ

知識や経験をもとに考える力は、日常生活で起きた問題を解決する時に必要です。

なぜなら日常で起きることは、答えのない問題も多いからです。どうやったらうまくいくのか考えを巡らし、最適な方法を選ぶ場面は数多くあります。思考力をうまく使うことで、解決方法を考えてよい選択を判断できます。

思考力を鍛えるおすすめの脳トレが、なぞなぞです。

なぞなぞは、キーワードをもとにいろいろなパターンを想定します。試して違えば、発想を転換し繰り返します。なぞなぞは柔軟な思考力を鍛えることにつながります。

思考力を鍛える脳トレは他に、50音作文や連想ゲームなどがあります。

認知症予防に効果的な脳トレを楽しく続けるポイント

仲間と脳トレ

脳トレを楽しく続けることは、認知症を予防するのにとても大切です。ここでは、楽しく続けるポイントをご紹介します。脳トレを楽しみながら習慣化して、認知症予防につなげましょう。

問題は幅広く難しすぎないものを解く

脳トレで使う問題は、難し過ぎるものは避けましょう。高齢者は、上手にできないことが少しずつ増えて自信を失いがちです。解けない問題ばかりやると、やる気がなくなっていきます。誰でも解ける簡単な問題から始めて、難しいけど解ける問題にレベルを上げます。解けると達成感を味わい、やる気が出てもっと続けたくなるでしょう。

また、同じ分野の問題ばかりせずに、幅広い分野の問題を解くことをおすすめします。脳の刺激される部分が広がり、活性化されます。

高齢者に合った内容やレベルの問題に取り組むことが、とても大切です。

時には誰かと一緒に行う

脳トレは、誰かと一緒に行うのが効果的です。

自然に会話が生まれ、コミュニケーションを取れます。会話が弾むと、問題に楽しく取り組め、高揚感や達成感を得ることができます。脳トレをまたやりたい、という気持ちにつながるでしょう。

チームでゲームをする時は、役割を持つのがおすすめです。責任感が生まれ、生きがいにもつながります。1人でもできる脳トレもありますが、ぜひ家族やお友達を誘って行いましょう。

相手とコミュニケーションをとりながら脳トレをすることは、楽しく続けるためのポイントの1つです。

時間に余裕をもって始める

脳トレをする時は、時間に余裕を持って始めることが重要です。

高齢になると、若い頃よりも考えるのに時間がかかります。脳トレは、短時間で競争するのが目的ではありません。時間を気にして焦ったり、時間切れで解けないとやる気を失います。疲れている時や眠たい時間帯も避けましょう。

時間を気にせず楽しめるよう、適切な時間配分を考える必要があります。

周りは高齢者の気持ちに寄り添う

高齢者は自分の気持ちに共感してもらえると、楽しく脳トレを続けられます。ペースを無視して進められたり他の人と比べられたりすると、とてもストレスです。ゲームに負けて恥ずかしい気持ちになったり、間違っていることを指摘されたりしていると、自信ややる気がなくなってしまうでしょう。

他の人とは比べず、間違っても共感しながら、前向きになるように声をかけるのが大切です。

まとめ

認知症の予防におすすめの脳トレと、楽しく続けるポイントをご紹介しました。何となく始めた脳トレに飽きてしまった、という高齢者は多いです。鍛えたい認知機能の脳トレを提供できれば、高齢者の目的に合ったトレーニングができるでしょう。

脳トレは、難しい問題を短時間でやる必要はありません。高齢者が楽しく続けられる工夫が重要です。家族やお友達と一緒に会話をしたり、ゲームで盛り上がったりすることは、次の脳トレに取り組むきっかけにつながります。豊かな老後を送れるよう、認知症を予防するための脳トレが習慣になれれば幸いです。

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