【必見】リハビリに特化した介護施設3選!具体的種類もご紹介します

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在宅介護でのリハビリ メリット・デメリット
くるみさん

介護施設でもリハビリを受けることができますか?

シン

施設によって、専門性の高いリハビリが提供されていますよ。

施設ではリハビリを受けることができないと思っている方も多いのではないでしょうか?結論からいうと、入所中でもリハビリは受けられます。リハビリ専門職やリハビリをサポートする機能訓練指導員が在籍する施設も増えてきているからです。

そこでこの記事では、リハビリに対応した介護施設を3つに厳選して紹介します。また、施設で行うリハビリの種類も解説します。この記事を読むことで、入所する介護施設を選ぶ際に、どんなリハビリに対応しているか判断する手立てになるでしょう。リハビリに対応した介護施設に興味のある方は是非参考にしてみてください。

目次

リハビリに特化した介護施設3選!

リハビリを提供する介護施設は大きく分けて3つあります。

  • 自宅へ帰ることを目的とした介護老人保健施設
  • 生活のリハビリを主とした介護付き有料老人ホーム
  • 長期的な医療ケアを主とした介護療養型医療施設

それぞれ順番に紹介していきます。

自宅へ帰ることを目的とした介護老人保健施設

リハビリに特化した介護施設のひとつは、介護老人保健施設です。リハビリ専門職が配属されており、入居期間は原則3〜6ヶ月です。在宅へ帰ることを目的としているため、他の施設と違い無期限に入れるわけではありません。

介護老人保健施設の役割について、厚生労働省では以下のように定義されています。

  • 在宅復帰、在宅療養支援のための地域拠点となる施設
  • リハビリテーションを提供する機能維持・改善の役割を担う施設
(引用:厚生労働省 介護老人保健施設

具体的なリハビリの内容は以下の通りです。

  • 自宅の階段を想定し、同じ高さの段差で昇降訓練
  • 自宅での入浴を想定し、またぎ動作確認や必要な福祉用具の確認
  • 家事動作を想定した、作業動作やサービス利用の提案

入居者の在宅環境や身体機能に応じて、在宅復帰に向けた個別のリハビリを提供します

リハビリの介入頻度や、1日のリハビリ時間は施設によっても異なる場合があるため、事前に確認を行うと良いでしょう。

生活リハビリを主とした介護付き有料老人ホーム

リハビリに特化した介護施設のひとつは、介護付き有料法人ホームです。入居者の生活場面に合わせたリハビリを主に提供します。看護師や介護職員などの機能訓練指導員を1名以上配置することが義務づけられています。施設によってはリハビリ専門職が配置されている場合もあります。

介護付き有料老人ホームで行うリハビリの内容は以下の通りです。

  • 足の筋力維持や向上のために、立ち上がりやすいベッドの高さに調節する
  • 腕の筋力維持のために、食堂まで自分で配膳してもらう
  • 生活上の役割を持ってもらうために、食卓のテーブル拭きを行う

生活の場面で自然に行える動作を活用したリハビリを提供します

施設によっては、リハビリ専門職が在籍し、機能訓練室の設備が整っている場合もあるため、施設見学や電話で事前に確認することをオススメします。

長期的な医療ケアを主とした介護療養型医療施設

リハビリに特化した介護施設のひとつは、介護療養型医療施設です。要介護1以上で在宅での生活が難しい方が入居の対象となります。長期的な医療ケアを目的としており、看取りまで対応している施設が多いです。

介護療養型医療施設で行うリハビリ内容は以下の通りです。

  • 関節が固くならないように、関節を動かす運動やストレッチ
  • 寝たきり防止のために、車椅子に移乗し散歩を行う
  • 嚥下や発声の機能を維持・向上するための嚥下・発声訓練

医療的ケアと合わせて、生活の質を向上するために必要なリハビリも提供します

介護施設で受けるリハビリの種類4選!

介護施設で受けるリハビリの種類は4つあります。

  • 理学療法士による歩行訓練やストレッチ
  • 作業療法士による日常生活動作訓練
  • 言語聴覚士による嚥下や発声練習
  • 生活リハビリ

それぞれ順番に解説していきます。

理学療法士による歩行訓練やストレッチ

介護施設では、理学療法士による歩行訓練やストレッチが提供されます。身体機能を向上させ、日常生活の介助量を軽減させることが目的です。

麻痺や骨折により自力歩行が困難な場合、歩行補助具の選定や歩行訓練、筋力の向上させるための訓練を行います。また、生活環境を整え、日常活動の介助量を軽減させるために必要な福祉用具の選定や助言も行います。

作業療法士による日常生活動作訓練

介護施設では、作業療法士による日常生活動作訓練が提供されます。家事動作や食事動作の介助量を減らし、自立した生活を送れることを目指します

たとえば、食事をする時に箸やスプーンが持ちにくい場合、持ちやすい食事補助具やすくいやすいお皿に変更します。また、理学療法士と同じく、福祉用具や歩行補助具の選定など、生活環境を整えるための助言や指導も行います。

言語聴覚士による嚥下や発声練習

介護施設では、言語聴覚士による嚥下や発声練習が提供されます食べ物を飲み込む機能や発声能力の回復を目指します

食べやすい食形態の提案や食事内容の変更など、食事を楽しむための工夫を行います。発声練習では適切なコミュニケーションツールの提案も行います。

生活リハビリ

介護施設では、日常生活での活動を通した生活リハビリが提供されます。リハビリの専門職だけでなく生活をサポートする看護師や施設職員も実施します。

  • 腕の筋力を維持するために、ドライヤーは自分でもつ
  • 入浴動作では、自分で洗える部分は自分で洗う

入居者が安全に自分の力で生活ができるように見守りや援助を行います

まとめ

リハビリに特化した介護施設を3つに厳選して紹介しました。また、施設で行うリハビリの種類についても解説しました。リハビリ専門職といっても、種類によって提供するリハビリ内容に違いがあります。利用者の身体機能や生活レベルに合わせた施設選びを行いましょう。

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